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ヘンリー四世 第1部[へんりーよんせい だいいちぶ]
『ヘンリー四世 第1部』(ヘンリーよんせい だいいちぶ、''Henry IV, Part 1'')は、ウィリアム・シェイクスピア作の歴史劇。遅くとも1597年までには書かれたと信じられている。シェイクスピアの第2四部作(『リチャード二世』『ヘンリー四世 第1部』『ヘンリー四世 第2部』『ヘンリー五世』)の2作目にあたる。1402年のホットスパーととのから、1403年のでの反乱軍の敗北までが描かれる〔Saccio, pp. 47-50.〕。最初の上演以来、観客・批評家ともに人気のある劇である〔Weil and Weil, p 1.〕。 ==材源== シェイクスピアが『ヘンリー四世 第1部』で主に材源としたのは、他の史劇同様、ラファエル・ホリンシェッド(Raphael Holinshed)の『年代記(Chronicles)』(1587年出版の第2版)で、それが劇に「terminus ad quem(目標)」を与えた。エドワード・ホール(Edward Hall)の『ランカスター、ヨーク両名家の統一(The Union of the Two Illustrious Families of Lancaster and York)』(1542年)も参考にしたようで〔Kastan, p.340〕、研究者たちは他にも、サミュエル・ダニエル(Samuel Daniel)の薔薇戦争を題材とした詩にシェイクスピアは通じていたのではと示唆している〔Kastan, p.340〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘンリー四世 第1部」の詳細全文を読む
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